共同建替え of (株)すばる建設企画

「共同建替え」は難しい

 「共同建替え」を行うと、「土地が共有になり、自分の権利が自由にならない。」、「他の居住者に気兼ねして住むのは嫌だ。」など、これまでの不動産所有の観念からすると拒否反応を示す地権者※の方も少なくないものと思います。
 それだけに"共同化はむずかしい"と一言で片付けられてしまいそうです。
 ※ 地権者・・・土地の所有権や借地権をもっている方をいいます。

さまざまな「事情」がある

 しかし、「住み続けたいが建物が老朽化している。」、「敷地が小さい。」、「建替え資金の調達がむずかしい。」、「道路条件が悪く建替えがむずかしい。」、あるいは「借地関係があって土地利用が自由にならない。」、などさまざまな事情を抱えた地権者がおられます。
 私どもは、地権者の皆さんの事情をよく伺ったうえで、できるだけその要望を実現し、かつ、その土地のおかれている社会経済的事情を勘案した方策を提案します。

「共同建替え」の問題点と利点

 問題点は、「自由にならないとか。」、「他人に気兼ねするのはいやだ。」、というようなことですが、広々とした郊外の土地利用では誰も「共同建替え」など問題にしません。
 「共同建替え」は、駅前地区や都心などにおいて、その地域にふさわしい土地利用をするために大いに役立つ考え方です。利点としては、次のようなことが考えられます。
(1)階段、エレベーターのスペースを効率よく使うことができ、建物の計画全体にゆとりのある質のよい建物ができます。
(2)建替え資金の調達についても、金融機関から借入れしやすくなりますし、余剰となる空間を譲渡しやすくなります。
(3)自治体によって対応が違いますが、各種の補助金(設計料、解体費、建設工事費、仮住居費など)がもらえる可能性がでてきます。
 しかし、これらの利点よりも何よりも、もともとその土地や地域にゆかりのある地権者の皆さんが住みつづけ、商売をつづけられる可能性が広がり、地権者の皆さんが元気に暮らすことができるのが、本当の意味での"都市再生"といえるのではないでしょうか。これが最大の利点といえます。

共同建替えの実績  

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Jコートハウス

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西麻布CO-HOUSE

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クレアール神田

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トライコート牛浜

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COMS-HOUSE

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