クレアール神田 of （株）すばる建設企画

　戦争で焼残った東京で数少ない場所で、看板建築が並ぶ落着いた街並みのところです。
しかし、建物が古くなり柳原通りの２軒が建替えの話が決まり、地元ですので、裏の人に「一緒にできるといいね。」と話したのがきっかけで、１０人の地元の地権者がまとまってできた共同建替え事業です。残念ながら、２人はこの地を離れることになりましたが、８人は、新しい建物の中で商売を続ける、居住するなど引続き地元に根を張って暮らしていきます。マンション内での交流の場にと屋上の使用と、地元の人とも気楽に付き合えるようにと地下にコミニティルームを作りました。
　入居者の顔合せ会を皮切りに、マンションの管理組合が入居者間の交流会、地域行事への参加など積極的に取組んでいます。今年の神田祭では、「須田二祭半纏」の注文が30着もあり、もちろん当日のお神輿担ぎにも大勢の方が参加し、地域の方も喜んでいます。